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スクールバス・リーダーズ

スクールバス・リーダーズ
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スクールバス・リーダーズ

フェスタ・スクールバスリーダー

 今年度のスクールバスの代表者たちは、例年にない自主的な活動を行っています。
 スクールバスが本校に導入されて以来、スクールバス運行にともなう諸問題を解決する機関として「スクールバス代表者会議」が組織されました。各号車の代表者と運行を司る業者・担当の先生から成り、昨年度まででも会議で様々な問題を話し合ってきましたが、今年度の「スクールバス代表者会議」では、各号車の代表者が、話し合うだけでなく、スクールバス内を過ごしやすくするために、自主的に様々な活動を行うようになっています。これには、年々スクールバスの台数が増え、スクールバスターミナル周辺が混雑し、事故の危険性が増したことも一つの原因です。しかしそれだけでなく、3月の「スクールバス会議」で、どうしたらスクールバス内で快適に過ごせるかを話し合った結果、「スクールバス内でのルールやマナーを決める」しかないという結論に達し、どんなルールが必要か、どんなマナーであるべきかを一つ一つ詰めていったのだそうです。この時の会議は何と3時間。「自分たちの手でスクールバスを何とかしたい」という意欲が、今年度のスクールバスリーダーズの活動に表れたのだと思います。
 スクールバス・リーダーたちが、通常どんな活動をしているかというと、まず第一に「スクールバス代表者会議」に出席すること。「スクールバス代表者会議」の総代表を務める武藤歩夢くん(3年普通科4組)によると、この会議は定例で月に1回あり、不定期的には月に3度開催したこともあったそうです。第二に、朝、メンバーの乗車時に、「乗車証」を確認すること。また、スクールバスが学校に到着後、バスの周辺の安全を確認して乗客を降車させること。第三に、放課後、スクールバスが全車そろってから、自転車などの安全を確認して各号車に乗客を乗せること。武藤くんは、これらのことを実行するために、腕章や旗まで準備したそうです。
  通常の場合は以上ですが、スクールバスは天候に大いに影響されます。台風が襲来するときなど、スクールバス・リーダーの間で連絡を取り合い、また、運転手さんとも連絡をとって、乗車する生徒が無事に乗れるように、さまざまな点でサポートします。武藤くん自身、先日の台風のときには責任の重さを実感したそうです。
  8月5日・6日・7日の「夏季学校見学会in授業改革フェスタ」の際には、このHPでも紹介したように(http://www.shotoku.jp/gsh/daily-snap/2011/08/post-63.php)、初めてスクールバスに乗車する中学生や保護者が不安を感じないように、リーダーたちは声をかけ、話をしていました。武藤くんに聞くと、そのために、夏休み中、3日間、スクールバス会議を行ったそうです。また、自分自身は、フェスタ・スタッフになっていない号車の代表者の代わりに、普段とは違う号車のスクールバスに、この3日間乗ったそうです。
 スクールバスの大切さを自覚し、自らの手でスクールバスをみんなが快適に利用できるように手助けしているのは、とても素晴らしく、見習いたいものです。