♻【探究】環境問題に貢献!1商1アップサイクル活動報告
1年商業科1組(担任:田中 雅樹 先生)の探究学習では、1学期にISAプログラムを実施し、岐阜県の諸問題を個人研究しながらロジカルシンキングやアート思考の重要性を学んでいます。7月からは、それらの力を活かしてマーケティングなどの市場分析、消費者行動の研究に繋げる学習をクラスで設定しました。
その中で系列校の大学生が、コロナ禍において『人と人を隔てていた』アクリルパネルを『人と人をつなげる』ものにアップサイクルすることで、環境問題に貢献するだけでなく、コロナ禍で制限された人のつながりの再構築を促し、アップサイクル(※捨てられるはずだった廃棄物や不用品を、新しい製品にアップグレードすること)の関心を広めていく活動をしていることを知りました。
私たちは、その中で自分たちが回収したアクリル板を使って「Z世代(同世代)が喜ぶコミュニケーションアクセサリー」を作りたいと思い、大学生の方々に相談しました。
大学生の方々は、「私たちの活動でつながった人たちが、今後は自身でアップサイクルに取り組み、その人からまた新たな輪が広がるような好循環が生まれるきっかけになれたら」と伺い、私たちの活動を支援していただけることになりました。
現在は、不要になったアクリル板を回収するため、近隣の企業さまを訪問し、私たちの活動を伝えるだけでなく、一緒に取り組んでもらえる提案をしております。
6月17日(月)、同じ地域にあるユニオンテック株式会社を訪問し、事業管理部の渡邊義高さん、上田倫之さんからアクリル板の引き渡しがありました。今後も、私たちの活動に協力していただけるとのことで、ユニオンテック株式会社の皆さんのアイデアアンケートを実施し、社会人が活用できるプロモーション用のアクリルアクセサリーを開発していきたいと考えております。
また、私たちは7月から夏休みを利用して、夏季学校見学会で本校を訪れる中学生向けのアクリルコミュニケーションツール(シール型NFCタグ使用)の製品化を試行し、それぞれが持ち寄ったアイデアを形にすることで、ものづくりの楽しさを伝えていけたらと思います。