【探究】全国の高校生とメタバース上で探究を交流
本校は、今年度も探究学習の実践を行います。3年普通科 特進コースの実践を紹介します。
3月19日に、3年普通科 特進コースの曽我千夏さんと小野智之さんは、「総合的な探究の時間」で取り組んできた探究課題について、全国の高校生とメタバース上で交流を行いました。メタバースとは、インターネット上につくられた仮想空間のことです。
このメタバース上での探究交流は、福井県立勝山高等学校が、探究対話を行う「探究交流マルシェ@メタバース」として開催したもので、全国初の試みです。
全国7校、約20プロジェクトがメタバースで交流し、探究的な学びの過程で求められる対話の有効性がメタバース上でも実現可能であることが明らかになりました。
曽我さんと小野さんは、「再犯者の数を減らしたい」という思いから2年間探究を行ってきました。その過程で、刑務所を訪問し、再犯者を雇用する方々に連絡を取りました。
さらに、再犯者自身にも連絡をし、当時の状況についてインタビューを行い、それを全て文字にして分析しました。この分析には質的分析法の一つであるSCAT(Steps for Coding and Theorization)が用いられました。