聖徳祭
10月20日(木)、21日(金)の2日間にわたって「聖徳祭」が行われました。
岐阜聖徳学園高等学校開校以来、本校の文化祭は「聖徳祭」と呼ばれるようになり、今年7年目を迎えます。
生徒たちは、この日のために随分前から準備を始め、この日を迎えました。初日のオープニングを飾ったのは、本校の特色ある部活動「沖縄文化研究会」「筝曲部」「和太鼓部」。いずれも迫力ある演技(演奏)を全校生徒の前で披露してくれました。和風の3部活が続いたのには意味があり、次の書道家 武田双雲さんの講演会を盛り上げるためでした。
武田双雲さんのお話は、とても分かりやすく、興味を引く内容が多くありました。人間は誰しも凸凹があって、完璧な形をしている人は誰もいない。そのそれぞれの凸凹を愛することが大切なことなのだと、自分の体験を踏まえて語りかける言葉には説得力がありました。ユーモアを交えて話してくださり、生徒たちは1時間半ほどの講演時間をきっと短く感じたことでしょう。
その後は、ステージで各クラスのパフォーマンス。演劇ありダンスあり、クラスごとに力を合わせてつくり上げてきた出し物が発表されました。午後には、展示とバザー。のぼりを作ることがクラスに課せられた共通の宿題で、南舎と北舎の間に並ぶ、意匠を凝らした各クラスののぼりは、爽やかな天候も味方して、聖徳祭にいろどりを添えていました。
北舎北の駐輪場は一変し、この日は"バザール村"。トン汁やら焼きそばやら焼き鳥やらピザやら...様々な食品が販売されていました。保護者会もこの日はその一画でカレーライス、カレーうどんを販売し、生徒たちのお腹を満たしてくれました。
校舎内外は、様々な展示で飾られていました。クラスの展示、茶華道部などの部活動や「やきもの入門」のような講座の展示等々。
2日間は、生徒たちの活気と熱気と共に、またたく間に過ぎていきました。