• 中学生の方へ
  • 中学の先生方へ
  • 在校生・保護者の方へ
  • 高等学校Q&A
  • 学校概要
  • 教育の特長
  • スクールライフ
  • 進学と就職
  • 入学案内

第1回三者協議会

第1回三者協議会
イメージを拡大
第1回三者協議会

挨拶する校長

 5月31日(土)の午後1時より、多目的会館1階の会議室において「第1回三者協議会」が行なわれました。
 「三者」とは生徒・保護者・教師のことで、本校はこの三者を学校づくりの担い手と考えています。「三者協議会」とは、この三者が一つのテーブルについて、様々な意見を出し合う場です。議決機関ではありませんが、それぞれの立場から意見を出し合い交流する中で、他の機関に提言したり、自ら運動していくという会であり、本校で伝統的に行われている行事です。
 この日会議室に集まったのは、生徒7名、保護者8名、教師13名の合わせて27名。保護者は保護者会役員の方がいつも参加されますが、今回はそうでない方も参加してくださいました。
 校長の挨拶、参加者全員の自己紹介の後、本題に入りましたが、最初に昨年度ベトナム研修旅行で持って行った「古着」について、ベトナム研修旅行の引率責任者である教頭が、保護者の協力に対して感謝の言葉を述べ、ベトナム研修旅行を記録したビデオが上映されました。ベトナムに教員で下見に行った際、ベトナムから衣服を送ってもらえるとありがたいという申し出があり、それを昨年の三者協議会で持ち掛けたところ、保護者から積極的な協力の声が上がり、全校の保護者に呼び掛けて、夏の三者懇談の際に古着を学校に持ってきていただくという計画に発展しました。古着は最終的に150kg集まり、それをベトナムの病院などに寄付してきました。ビデオでは病院への贈呈の様子も映し出されていました。生徒たちはベトナムの地を訪問し、若者たちと交流する中で、得難い体験を数多くしてきたようです。
 続いてこの日の午前中に行われた弁論大会について。弁士はのどがかわくだろうから、水などの用意をするとよい、どの子も立派な弁論をしていたので、9人でなく、もっと多くの弁論を聞きたかったなどの意見が出されましたが、おおむね今回の弁論大会については、弁士の弁論、一般生徒の聞く態度、ともにすばらしいものだったとの感想をいただきました。
 新年度が始まって2カ月あまりがたちました。学校生活に目を向けて、教頭から、女子のリボン、アルバイト、自動販売機の販売の3点について生徒会に提案があり、参加した生徒たちが意見を述べていました。自治的な力を生徒会のメンバーには是非とも付けていったほしいと思います。
 今年度行われる聖徳祭についても意見を出し合いました。今年は日程について変更したところもあり、生徒・保護者・教員で詰めていく必要があります。時間がなくなり、充分に意見は出尽くしてはいませんでしたが、大まかな感想や質問などの意見が出ていました。
 今年も始まった三者協議会から、昨年度のような「古着をベトナムに贈る」などという新たな実践が生まれることを期待したいと思います。 


第1回三者協議会
イメージを拡大
第1回三者協議会

昨年のベトナム研修のビデオ上映