全員で集合写真

　岐阜市とカナダのサンダーベイとは、以前から姉妹都市提携しています。
　この度、愛知県瀬戸市で開催された和太鼓フェスティバルに、サンダーベイの和太鼓チームが参加するために来日したのを機に、岐阜市が彼らを招待し、瀬戸でのフェスティバルの後、岐阜の人々とも交流をはかることになりました。
　サンダーベイにあるレイクヘッド大学と以前交流していた岐阜聖徳学園大学の縁から、サンダーベイの方々が本校の和太鼓部と交流する機会を持つことになりました。
　５月１５日（水）の午後４時、使節団の方々が来校され、和太鼓部と交流しました。使節団は老若男女合わせて１６名。サンダーベイで太鼓をたたいている人８名とその家族の方々です。岐阜市の担当者と岐阜聖徳学園大学の教授が随行されていました。
　多目的会館のコンベンションホールで、わずか１時間ほどの交流でしたが、あっという間の楽しい時間となりました。本校和太鼓部も何曲か演奏を披露しましたが、サンダーベイの方々も、３曲、部員たちの前で演奏してくださいました。
数年前、サンダーベイの日系人の集いの中から生まれた和太鼓演奏が、和太鼓の寄付などもあって発展し、今回の来日にまで至ったそうです。演奏してくださった３曲は、締め太鼓を使い、曲ごとにふりもある立派なパフォーマンスでした。サンダーベイは、カナダでも東部の五大湖の北にある町ですが、そこで脈々と日本文化が受け継がれていることを知り、彼らの楽しそうなたたきぶりに感動を覚えました。
互いの演奏の後、軽食で飲食しながら交流しました。このときが、部員にとってもサンダーベイの人々にとっても最も楽しいひとときだったかもしれません。言葉は今一つ通じませんが、身ぶり手ぶりでお互いに交流し、明るい笑顔で包まれていました。