保護者会総会、学級懇談会
5月10日(土)は、教員にとっては最も長い一日。午前中、生徒を対象とした「仏誕会」の行事があり、生徒を帰してから、午後は保護者会総会、学級懇談会が行われました。
幸い好天に恵まれたので、グラウンドにも車を入れ、駐車場として利用できそうなとろこはすべて使って、何とか間に合うほどのたくさんの保護者の方が来校されました。昨年はこの日、生憎の雨天で、駐車場にはご苦労をおかけしましたので、今回は幸いでした。
多目的会館3階のコンベンションホールに、来校された保護者は集まり、総会は滞りなく行われ、新役員も承認されました。総会の後、午前中に生徒に講演をしてくださったちひろさんに、引き続いて記念講演をしていただきました。コンサートを聴いて感動を覚えた方も多かったのではないでしょうか。後半で手話を観客とともにやりながら歌を歌う場面がありましたが、ほとんどの保護者の方がちひろさんの教えてくださる手話を一緒にやりながら歌を聴いていました。
楽しい講演を聴いた後、保護者は各学級に分かれて学級懇談会。2・3年生の保護者にとっては、今年度初めての懇談会。担任との初顔合わせでした。1年生の保護者は入学式の後に担任と顔を合わせていますので、今回が2回目となります。多くの教室で保護者の声が聞かれました。先生や他の保護者に自分の子どもの現状を語り、あるいはそれを聞くことは、共感を覚えたり、我が子の独自性に気づいたりする機会となります。とかく高校生は、家庭では寡黙であったり、反発したりしがちですが、それを受け止める側として、いろいろな面でお互い共感が得られたのではないでしょうか。教室によっては明るい笑い声をもれ聞こえました。
担任の先生方も、学年により話す内容に違いはありますが、生徒の現状や担任として思うこと、そしてこの1年間で特に心がけてほしいことなどを話していました。
長い1日ではありましたが、どちらの行事も実りの多いものとなりました。
参加された保護者の方々、満足してお帰りいただけましたでしょうか。ありがとうございました。