６代目和太鼓部員たちの演奏

　本校和太鼓部は、平成１６年に同好会発足、部活動が始まり、今年度で１０年目の節目を迎えました。その間、様々な方々にお世話になって現在に至っています。その方々に対する感謝の気持ちを込めて、２月２３日（日）に本校・多目的会館・コンベンションホールで「１０周年記念感謝コンサート」を開催しました。
　１３時半開場の予定でしたが、すでに多くの来場者が集まり、５分ほど早めて開場しました。和太鼓の関係者、保護者、本校生徒や先生方、一般の方々まで、多くの方々が来場してくださり、コンベンションホールが埋まり始めました。現役生は、１０代目（３年生）・１１代目（２年生）・１２代目（１年生）に当たりますが、初代から９代目までの卒業生も多数集まり、１４時から合同のオープニング演奏で開幕。開会式で、お招きした来賓の方々に感謝状をお渡ししました。
  初めに「１０年の歩み」がビデオで紹介され、和太鼓部の足跡を、部員たちの顔々を映し出して紹介していました。
　そして演奏会が開始。初代の部員たちから順に出演し、ほとんど練習もしていない中、立派に発表していました。初代は今年２８歳になる人たちで、仕事や家庭でも重要な役割を担う年齢ですが、この日のコンサートに駆けつけてくれました。和太鼓の講座授業から始まり、顧問の先生と友達感覚で作り上げた、創設当時のエピソードを語ってくれました。学年によって部員が多い学年、少ない学年がありましたが、それぞれ自分たちの発表の前に、和太鼓部とともに歩んだ３年間を自分の言葉で語ってくれました。
　発表を順に見ていくと、和太鼓部の歴史を知ることができました。次第に和太鼓部の形が整い、高文連の大会でも、少しずつ順位を上げていきました。
　第１２代に当たる今年度の１年生の演奏が済んだ後、「和太鼓とのコラボ演奏」が発表され、「和太鼓と三味線」「和太鼓と書道」「和太鼓とヨーヨー」の斬新なコラボ演奏が行われました。最後に現役生の高文連大会演奏を披露して演奏会は終了、閉会式が行われ、１７時に閉幕。３時間に及ぶ長いコンサートとなりましたが、１０代の卒業生が集まる意味深い３時間となりました。
　パンフレットからビデオ映像、司会から運営まで、すべて生徒と卒業生が行う手作りコンサートで、失礼も多々あったと思いますが、素晴らしい演奏会となりました。