食事も修行です

　その２では、生徒の感想文を掲載します。他にも大勢の生徒に感想文を書いてもらいました。ありがとう。

◎　行く前までは「怖い」「厳しい」のイメージしかなかった。しかし、そう感じたのは普段、自分はどこか甘えているところがあったからだと思う。比叡山で学んだことは、人として生きるのに当たり前のことだと感じた。
◎　とても厳しい研修になりましたが、普段何となくしている行動や食事も周りに支えていて下さる人のおかげということが分かり、感謝しないといけないなあと改めて思い直すことができ、とても良い研修となりました。
◎　クラス会長として、今回の研修をまとめていて、クラスが班長などのリーダーのもと協力し合い、整列をすばやく行い。点呼も迅速に行えました。また、生活面では、とても多くの事を学ぶことができました。
◎　普段の生活とは違った環境の中、新しい仲間と入学式よりも仲良くなれた気がして嬉しかったです。また、館内のルールである私語なしや、五分前行動など意識することができたので、これからは意識することなくできるようにしたいです。
◎　僕はこの研修で、お坊さんが命を取ってご飯を食べていると言っていたので今まで食べきれずに残してしまっていた事について考えさせられました。この研修で命のありがたみを考えさせられ、実感しました。
◎　今回の校外研修では楽しい時間もあり、厳しい場面もありました。一日目の比叡山では、お坊さんに食のありがたみなどを厳しく教わりました。二日目の京都めぐりでは、みんな楽しく過ごせたので良かったです。
◎　食事をするときには、食べ物に感謝して食べないといけないということが分かったのでこれからも、ちゃんと「いただきます」と「ごちそうさま」が言えるようにしたいです。
◎　今回の活動で感じたことは、食事と坐禅のことです。食事では本当におかずが最小限で、味が薄くて驚いたし、毎日あのご飯を食べているのはすごいと思いました。坐禅は、足が疲れて大変でした。
◎　今回の活動中、遅刻で誰かが叱られることもなく、お褒めの言葉をいただきました。食事に精進料理をいただき食べるとはどういう事なのかを考えることができ、ありがたさを感じることができました。クラスが団結した活動でした。
◎　僕がこの研修で学んだ事は、坐禅の事です。坐禅では自分ともう一人の自分を見つめ直す、という事を学んだし、坐禅は精神と体を鍛えるという事を学ぶことができました。とても良い体験ができてよかったです。
◎　今回の研修で特に心に残ったことは、食事です。食材は、お肉やお魚を使わない料理がでてきて、初めは不満だったけど、お坊さんの話を聞いて、食に対する気持ちが変わりました。
◎　今回の活動で、特に自分の食事中の礼儀について考えさせられました。日常生活であたりまえのように食事ができることに対して、自分の精一杯の感謝をしたいと感じるようになった校外研修になりました。
◎　本願寺で少年の話を聞いて、自分達はあたり前のように生きていて、生きる事に感謝をしていない事に気付かされました。だから私は、今この場に居ることに感謝し、何事にも真剣に取り組みたいと思いました。
◎　今回の研修で学んだことはたくさんありますが、一番学べたことは仲間の大切さです。高校から友達になった仲間と同等の苦しみと喜びを共感し合うことで更に絆を深めることができました。
◎　私は、初めて坐禅をしました。姿勢、呼吸、心を整えるのはとても難しく、時間が経つにつれて、少しずつ乱れてしまいました。しかし、時間が経つのは早く、最後には、全てを整えることができたと思います。
◎　比叡山の住職の方がすごく恐かったですが、社会のルールなどのとても大切な事を厳しく教えてくださり、良かったです。これからも、しっかり行動するときはしっかり行動するというスイッチの切り替えをして頑張ります。
◎　坐禅や食事のとき、普段と違う雰囲気になかなか慣れなかったけど、二日目になるとだんだん慣れることができて良かったです。すべて時間が決まっていて、時間を意識することを心がけることができた研修になりました。
◎　普段の生活とは違う環境で、たくさんのことを学びました。何のために坐禅をするのか、「いただきます」「ごちそうさま」の意味など、いつも考えずに過ごしてしまっていましたが、今回の研修は自分を見直す良い機会でした。
◎　私は、この研修を通して職のありがたみを学びました。食べると喰うの違いを学びました。獣は獲物を喰う。人間は食べる。人間はしっかりと、喰うではなく食べるにならなければならない。これからも心を整えたい。
◎　私が学んだことは、命の大切さ、生きることについてです。親が私達のことを産んでくれた、世界でたった一人の自分なので、普段の生活で自分にしかできないことを見つけ、やれるようにしていこうと思いました。