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全国高校生 和太鼓甲子園

全国高校生 和太鼓甲子園
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全国高校生 和太鼓甲子園

 7月31日(日)に静岡県御殿場市の「富士山樹空の森」で開催された「第2回 全国高校生 和太鼓甲子園」に本校・和太鼓部が事前選考で選ばれて出場を果たしました。
 出場校は次の各高校。

●福島県立相馬高等学校 ●広島文教女子大学附属高等学校 ●福岡県立小倉工業高等学校 ●相洋高等学校 ●東京都立深沢高等学校 ●木更津総合高等学校 ●日本航空高等学校 ●静岡県立天竜林業高等学校 ●東京都立府中東高等学校 ●岐阜聖徳学園高等学校 ●沼津学園飛龍高等学校 ●静岡県立伊豆総合高等学校

  前日は雷と豪雨に見舞われた会場でしたが、当日は、天も和太鼓甲子園のために晴天を用意してくれたのか、雨も降らず予定通り始まりました。
 9時から発表順を決める抽選会。本校は9番目の演奏となりました。続いてお借りする太鼓選び。地元太鼓団体の準備していただけた多数の太鼓の中から発表の時に使う太鼓を選びました。
 10時開幕。東京都立府中東高校の演奏から、発表順に従って、高校生たちが練習の成果を存分に披露しました。どの発表も素晴らしいもので、レベルの高さをうかがい知ることができました。発表校の中には、先日まで行われていた総合文化祭・全国大会で3位入賞を果たした学校もありました。また、高校によって発表に特色があることもわかりました。2部構成にして、力強い太鼓の演奏と高校生らしいパフォーマンスを交えた発表、太鼓だけでなく、笛や銅鑼などの和楽器を駆使した発表、ステージいっぱいに太鼓を置いて多くの人数で力強く太鼓を打ち鳴らす学校…。
 本校の発表は9番目。黒地に金色の飾りをつけた衣装に身を包んだ部員たちが堂々と登場。練習を積んできた『魂一打』を心を一つにして演奏しました。世界最大級の和太鼓と言われる『富士山』を打ち鳴らすところから演奏は始まり、緊張の中、みんな落ち着いて演奏していました。毎日してきた厳しい練習から来る自信もうかがえ、演奏中の部員たちから笑顔も見られました。『魂一打』の独自の世界を奏者と観客とが共有することができました。部員たちの格好良さと凛々しさに心を動かされる場面が何度かありました。
 表彰式は、午後1時40分からステージで行われ、全出場校が並び、以下のような結果が発表されました。

優勝:沼津学園飛龍高等学校
準優勝:静岡県立伊豆総合高等学校
パフォーマンス賞:福島県立相馬高等学校

 また、この表彰式のときに、静岡県立伊豆総合高等学校の太鼓部から、この度の東日本大震災で被災した福島県立相馬高等学校の太鼓部に和太鼓が贈呈されました。これは、伊豆総合高校が太鼓の発表会場で義捐金を募り、それによって購入したものです。相馬高校の部員たちもこのサプライズに感激していました。相馬高校はパフォーマンス賞も受賞し、感激の涙を流す人たちも多く見られました。

 本校和太鼓部は、受賞は逃しましたが、全国から駆けつけた観客の前で、他の高校に見劣りしない立派な演奏を披露し、自信を持つと同時に、各自が今後の成長に向けた収穫を得たようでした。 


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