第1回三者協議会
「三者」とは、生徒・保護者・教師のこと。
本校の理念の一つとして、「学校は教師だけでつくるものではない。生徒・保護者と手を携えて創り上げていくものだ」という考えがあります。この理念に基づいて本校では毎年三者協議会を開催し、学校づくりに役立てています。
生徒の代表、保護者の代表、教師の代表が集まって、学校の問題を議論し、できることから始めていこうという意識で、会に参加しています。
6月4日(土)に行われた第1回三者協議会には、生徒代表が7名、保護者代表が16名、教職員代表が12名、合計35名の参加がありました。
この日に話し合ったことは、10月下旬に開催される聖徳祭について。保護者会から、従来、保護者会としてバザーに参加し、カレー・焼きそばなどを作って生徒たちに販売していたが、今年はさらにステージ発表にも参加したいとの意向が示されました。ただし、今年度は保護者会としても準備不足なので、保護者会の予算でプロの方に依頼して、ステージ発表を見せたいとのこと。生徒及び生徒会顧問から歓迎する意見が出ました。
次に、生徒会からの意見がいくつか提示されました。ペットボトル・キャップの回収を例年行っている。昨年度は13万個のキャップを回収した。今年度も回収を続けたい。雨の日の下足の集中管理室について。スクールバスの運行と学校周辺の交通整理について(それにともない自転車の運転マナーについて)。
生徒会からの意見については、教職員側から「あまり教師の指導に頼り過ぎず、代議員会・生活委員会・MSリーダーズなどを通じて、自分たちで取り組む姿勢が必要なのではないか」という苦言も呈されました。
生徒・保護者からも活発な意見が出され、この会を通じて、教職員・生徒・保護者、それぞれの今後の課題が明確になりました。今後の活動や第2回の三者協議会を通じて、より多くの課題をみつけ、改善していきたいと思います。