平成27年度 第1学期 始業式
4月8日(水)平成27年度第1学期始業式が行われました。
小粒の雨がぱらぱらと落ちてくるあいにくの空模様の下、新2年・新3年の生徒たちは久々の制服が雨に濡れるのを気にしながら登校しました。
学校にはあちらこちらに、靴箱の位置や新クラス・新教室の掲示版が設置されていて、出会った友達と新しい環境を確かめては、教室に向かっていました。
始業式では校長先生が、平等・寛容・利他という本校の建学の精神について、「できるかも」という肯定的誤解について、今を大切にすべきことについて話をされました。最後に「地域から愛される学校を目指そう」という言葉でスピーチか締めくくられました。
この日は、平成27年度前期のスタートでもあります。昨年度末に選挙によって選ばれた生徒会執行部の人たちが認証状を受け取り、生徒会長に選ばれた杉本真子さんがみんなの前で挨拶しました。生徒会は、今年度は「代議員会」を定期的に催す計画を立てています。生徒会の組織を充実させ、「自立」あるいは「自治」を進めたいと願っているようです。
今年は「18歳から選挙権」が法案として提出され、通れば、現在の高校3年生から「選挙権」を持つことになります。そういう意味でも「自治」の組織を調えることは大切なことでしょう。
その後生徒たちは、教室に戻り、新担任との初のホームルーム。今年1年の担任としての抱負を聞き、明日から始まる学校生活に必要な様々な連絡を聞き、配付物を受け取りました。
先生方も数日前からこの日のために、教室を清掃し、机を必要分並べ、掲示物を調え、クラスによっては黒板に歓迎の言葉を書いていました。
久しぶりに登校したみんなの様子は、とても明るく、快活に友達とも先生とも話をしていました。再会の喜びを体いっぱいで表しているようでした。