介護体験実習
10月28日(火)から11月4日(火)にかけて、本校普通科2年生・進学コースⅡ類の生徒たちは、近在の介護施設で、介護体験実習を行いました。
ご協力いただいた施設は次の7施設です。お忙しい中、お引き受けくださり、ありがとうございました。
【実習施設】
○松波総合病院・介護老人保健施設
○特別養護老人ホーム・リバーサイド笠松園
○介護老人保健施設・ロアジかねまつ
○介護老人保健施設・ハートケア松岡
○特別養護老人ホーム・岐南仙寿うれし野
○介護老人保健施設・ケアコートみやこ
○特別養護老人ホーム・ほづみ園
2年進学コースⅡ類の4組から8組の生徒は、全員これらの施設のいずれかで、一日入所されている方々の介護の現状を観察し、レクリエーション・車椅子移動体験・食事や入浴の援助、福祉車両体験などを実習しました。
生徒は、このような施設で介護体験をしたことがほとんどなく、また、核家族化で、老人と触れ合う機会が日常生活ではほとんどないという人もいます。高校生の日常は、家族や学校の同級生・先生方との触れ合いが、ほとんどの時間を占めています。そのためか、多くの生徒が緊張して実習を迎えたようでした。
所員の方々のご指示に従い、さまざまな作業や体験をする中で、多くのことが学べたのではないでしょうか。入所者と話すときの目の位置や思いやりの心をもって接することの大切さなど、同年代の人たちや家族や先生と接するときにも大切なことが、この実習で学べたと思います。
高齢化が進む現代において、このような施設はさらに充実することでしょう。もしかしたら、介護を将来の職業とする人が現れるかもしれませんね。
今後の日常生活の中で、この体験で得たことを活かしていってほしいと思います。