模擬裁判員裁判を体験
本校3年生商業科1組の生徒が、社会人としての基礎知識の学習の一環として、10月15日(水)に岐阜地方裁判所を訪れ、模擬裁判を体験するなど、司法の体験学習を行いました。
その様子が翌16日の中日新聞に掲載されましたので、紹介します。
10月16日付け 中日新聞16面
模擬裁判員裁判 岐阜地裁で体験
岐阜聖徳学園高生
岐阜聖徳学園高校商業科三年の二十八名が十五日、法教育の一環として岐阜地裁を見学した。実際の法廷で、現住建造物等放火事件を想定した模擬の裁判員裁判に挑戦した。
高校生たちは裁判長、検察官、弁護人などの役に分かれ、あらかじめ用意された台本で事件の審理を進めた。裁判員役の野津隼平君(一七)は「人を裁くのは、その人の人生に関わる重要な役目だと分かった」と話した。
現役の裁判官、松田康孝さん(二八)を招いた講義もあり、民事訴訟の進め方や強制執行の仕組みなどの説明を受けた。松田裁判官は「刑事事件の判決では、懲役が一年長ければ被告は刑務所に一年長くいることになるので、判断を下す時の責任は重い」と話していた。(嶋村光希子記者)