吹奏楽部の演奏

 11月19日に第16回岐阜県私学振興大会が、ふれあい福寿会館のサラマンカホールで開催されました。
　この大会は、岐阜県私立中学高等学校協会や岐阜県私立大学協会など県内私立の団体が合同で結成している岐阜県私学団体連合会が主催し、岐阜県私立高等学校保護者会連合会が共催する形で、岐阜県の私立学校の存在をアピールし、振興を図るために、例年開催されています。
　当日は、13:30から、幼稚園から大学までの各学校関係者および保護者が出席し、2部構成の内容で進行しました。本校からは、校長以下教職員6名と保護者会役員やクラス役員の保護者16名が参加しました。
  第1部は、高原岐阜県副知事、猫田岐阜県議会議員・私学議員団会長を始めとする来賓の出席のもと、私学教育の振興並びに私学に学ぶ者の教育環境の充実整備と保護者負担の軽減のための決議が行われました。
  第2部は、アトラクションの演奏会で、本校の和太鼓部と吹奏楽部、並びにながら幼稚園の園児が、それぞれ20～30分の発表を行いました。
　1番手は、ながら幼稚園の「園児とオペラ歌手の合唱コラボレーション」。練習を重ねたのがよくわかる園児の身振りも入った上手な合唱でした。
　2番手は、本校の和太鼓部でした。顧問の藤井先生の部の紹介に続き、1年生による、入学以来の練習成果を発揮した「オープニング…結…格闘」。次の２曲は、全学年で、平成２５年度岐阜県高等学校総合文化祭・民俗芸能発表会で優良賞に輝いた「和楽」と「乱響…魂一打」を披露しました。観客の体全身に響いてくる太鼓の音。一糸乱れぬ動き、声、躍動。発表時間が大変短く感じられる内容でした。
　しんがりは、本校の吹奏楽部。顧問の西川先生の部紹介と指揮で進行しました。曲目は、「March Miss Liberty」「君の瞳に恋してる」「威風堂々 Brass Rock」。「君の瞳に恋してる」はポップな演奏の途中で吹奏楽部部長がフルートからマイクに持ちかえて歌をうたうサプライズの演出もあり、拍手も起こり観客席と一体となっていました。顧問の「ぜひアンコールを」との笑いを誘いながらの呼びかけに応じ、鳴り止まない拍手にこたえて、アンコール。そのアンコール曲の後半では、何人かが観客席通路に降りて演奏を披露しました。 
　ながら幼稚園、本校の二つの部の演奏の最後には、大きな拍手が起こっていました。
　和太鼓部は感動、吹奏楽部は楽しさを与えてくれました。
　終了直後、聖徳学園の杉山理事長は「よかった」。岐阜聖徳学園大学の学長の藤井先生は、「素晴らしかった」と心から絞り出すように感想を述べられました。他校の本当に多くの方から絶賛されました。本校の校長も実に素晴らしい発表だったと誇りに感じたそうです。
　岐阜聖徳学園高等学校の生徒の凄さを私学の関係者にアピールすることができました。
　和太鼓部・吹奏楽部の顧問の先生方、お疲れ様でした。