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「総合」の取り組み

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「総合」の取り組み

講義をする花井先生

 9月8日(土)は、「総合」登校日。
 本校の「総合」は、1年「環境」、2年「自然・文化・交流」、3年「人権」と、テーマを絞って取り組みます。今年5月には、本校の「総合」の取り組みが評価され、「ユネスコスクール」の認定を受けました。
 この日は、1年生は、多目的会館のコンベンションホールで、岐阜大学応用生物科学部助教の大西健夫先生から「環境」に関するお話を聴きました。2年生は6月に沖縄・中国の研修旅行を終え、2月の発表会に向けて各クラスで取り組みました。
 3年では、大学の多目的ホールに商業科、310教室に普通科の生徒たちが入り、二つの講演を聴きました。一つは岐阜県ユネスコ協会会長を長く務めていらっしゃる平井花画先生の世界の識字率に関するお話、もう一つは岐阜聖徳学園大学のユネスコサークルJOYの人たちのカンボジアへの支援活動に関するお話。
  「人権」は、21世紀の人類が早急に解決しなければならない問題ですが、人権問題を主体的に考えるための理論や実践について、高校生が学習する機会はあまりないのが現状です。そこで、今回の講演のテーマを「識字率から見る人権問題」とし、女性や子どもの識字率についての講演を聴くことを通して、人権問題について、私達ができることを考えようというねらいでした。
 ユネスコサークルJOYのメンバーの支援活動に同行した人の中に、本校2年生の生徒がいました。彼女はユネスコの活動に共感し、自分も一緒に活動し、カンボジアの人々の暮らしを見てきたいと、カンボジアへの支援活動に参加しました。
  日本では識字率が高く、出生率は低いのが現代の傾向ですが、世界的には、まだ識字率は低く、出生率は高いというのが現状です。ユニセフは、食料支援活動を主に行っていますが、ユネスコでは、世界的な人口増加の危機を踏まえて、教育を中心とした支援をしているのだそうです。花井会長やJOYのメンバーたちは、今回、岐阜市立島小学校の児童が提供してくれた文房具や簡単なおもちゃをもってカンボジアに行き、現地の子ども達と交流したそうです。カンボジアでは公立の学校はあっても、親は子どもを「労働力」として当てにしているので、学校に通わせないのだそうです。その結果、識字率は極めて低く、人々は一定の仕事しかすることができません。そのような親を説得して学校に通わせる活動もしている、とのことでした。
 日本で過ごしている者にとって、見失いがちな「日本人には当たり前のこと」が、世界的には「当たり前ではない」ことが、今回の講演を聴いてわかりました。「学校で教育を受ける」こともそうですが、日本が江戸時代から識字率が高く、教育先進国であったことも、改めて「日本」を見直すきっかけにもなりました。
 この企画が、当初のねらい通り、生徒たちの「人権」意識に気づくきっかけとなってくれればよいと思いました。

 講演を聴いた1年生のアンケートを紹介しましょう。

(アンケート項目1)印象に残ったこと
・地球の35%は鉄でできているということが印象に残った。
・鉄がヘモグロビンや光合成など、生命に不可欠でとても重要な元素であることが分かった。
・鉄は湿地に多く、湿地の有機物が分解した物質と結びついて水に溶けることが分かった。
・鉄が湿地から出て、アムール川からオホーツク海に出て、海の生物によって利用されていることが分かった。
・鉄は私たちの身のまわりで非常に重要なものということが分かった。
・水はそれぞれの地域によって違い、その地域の気候や風土に合ったものとなっていることが分かった。
・地球上の水の量の少なさにとても驚きました。
・地球上の水は体積にすると月より小さく、殆どが海水で飲むことができる淡水はものすごく少ないことがわかり、とても驚きました。
・私たちが生きていく上で、水が必要なことは知っていましたが、鉄も関わっていることを初めて知り、とても驚きました。
・水は全ての生命や地球環境にとって、とても大切なもので、少ない水は循環することによって多くの生命を育んでいることが分かった。
・水や鉄によって生き物がつながっているということがよく分かりました。
・先生の講義を聞いて、水と鉄の働きがわかり、それらの循環を考えると自然環境を保全することの重要性と緊急性が分かり、環境に関する意識が変わった。

(アンケート項目2)積極的に実行していきたいこと
・水を大切に使う。
・水道から水が普通に出ることがすごいことなんだと思いながら生活していきたいです。
ゴミの分別をする。
・もっと自転車を利用して、ガソリンの使用を減らす努力をする。
・クーラーの設定温度など電気の使用量を減らす。
・水を汚さないようにする。
・エコバッグを利用する。
・紙のむだ使いをしない。
・川にゴミを捨てない。
・節水・節電。
・ものやエネルギーを大切にし、無駄使いをしない。 

 講演を聴いた1年生のアンケートを紹介しましょう。

(アンケート項目1)印象に残ったこと
・地球の35%は鉄でできているということが印象に残った。
・鉄がヘモグロビンや光合成など、生命に不可欠でとても重要な元素であることが分かった。
・鉄は湿地に多く、湿地の有機物が分解した物質と結びついて水に溶けることが分かった。
・鉄が湿地から出て、アムール川からオホーツク海に出て、海の生物によって利用されていることが分かった。
・鉄は私たちの身のまわりで非常に重要なものということが分かった。
・水はそれぞれの地域によって違い、その地域の気候や風土に合ったものとなっていることが分かった。
・地球上の水の量の少なさにとても驚きました。
・地球上の水は体積にすると月より小さく、殆どが海水で飲むことができる淡水はものすごく少ないことがわかり、とても驚きました。
・私たちが生きていく上で、水が必要なことは知っていましたが、鉄も関わっていることを初めて知り、とても驚きました。
・水は全ての生命や地球環境にとって、とても大切なもので、少ない水は循環することによって多くの生命を育んでいることが分かった。
・水や鉄によって生き物がつながっているということがよく分かりました。
・先生の講義を聞いて、水と鉄の働きがわかり、それらの循環を考えると自然環境を保全することの重要性と緊急性が分かり、環境に関する意識が変わった。

(アンケート項目2)積極的に実行していきたいこと
・水を大切に使う。
・水道から水が普通に出ることがすごいことなんだと思いながら生活していきたいです。
ゴミの分別をする。
・もっと自転車を利用して、ガソリンの使用を減らす努力をする。
・クーラーの設定温度など電気の使用量を減らす。
・水を汚さないようにする。
・エコバッグを利用する。
・紙のむだ使いをしない。
・川にゴミを捨てない。
・節水・節電。
・ものやエネルギーを大切にし、無駄使いをしない。 


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講義を受ける生徒たち

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「環境」について講演する大西先生