弁論大会(学年大会)
6月1日(金)は、各学年の弁論大会が行われました。
1・2限は1年生、3・4限は2年生、5・6限は3年生の学年大会でした。
各クラスの代表者43名が学年ごとに分かれて意欲的な弁論を展開しました。各学年上位3名が翌日の本大会に出場します。
1年大会では、中学校時代の出来事や受験のこと、本校に入学してからの新たな出会いについて語ってくれました。初々しい弁論で、素晴らしい内容でした。2年大会は、ハイレベルの争いとなりました。感動のあまり、思わず目頭を熱くする人たちもいました。3年大会で多かったのは、本校に入学して変わったこと、新しい自分が発見できたことが熱く語られました。
どの学年大会もクラスの代表が出場しているだけに、聴く生徒たちも真剣に聴いていました。弁士のパフォーマンスに笑ったり歓声を発したり…。
今年の弁論大会は、第37回となります。本校の伝統行事の一つです。
弁論大会のよさは、たとえ4分~5分の間にせよ、一人の生徒が全校生徒(学年の生徒)や教職員の前で自分の意見や体験を発表できること、もう一つは、それを全校生徒(学年の生徒)が聴き、その考えを(その考えの善し悪しの判断は各自がするでしょうが)共有できることです。各学年に分かれて行ったこの日の6時間は、生徒が意見を言い、生徒が聴く、まさに生徒たちの時間です。そんな空間が作れることは、学年として、また全校で共通の体験ができ、学年や学校としての一体感が生まれます。
この日で合計9名の人たちが学年代表に選ばれました。6月2日(土)の全校大会では、遺憾なく自分の弁論を展開してほしいものです。